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Phonoka+製作時のトラブルシューティング

こんばんは。しろくまです。

ポタ研の記事を書こうと思ったんですが、先にPhonoka+製作時のトラブルシューティング的な記事を。

twitterやメールで相談を頂く中で、製作中のトラブル内容とその原因がおおよそ分かってきました。
不具合内容としては以下が多いです。


①基板をケースに収めると音が出なくなる

②片側だけしか音が出ない

③左右で音量が違う


①は無理なケーシングによって基板に応力がかかり、接触不良が生じていることが考えられます。無理やり押し込まないよう注意してください。

②③は経験的に「真空管の不良」もしくは「ボリューム部のハンダづけ不備」の可能性が高いです。
・左右の真空管を入れ替えて症状が逆転する場合は真空管の不良を疑ってください。
・ボリューム部の不良はフラックスを多めに塗布してから再度ハンダづけを行うことで解消される場合があります。



…とはいえ、あくまで可能性の話にすぎません。

本来は不具合の発生箇所を突き止めることが正しい解決方法なので、今回はそれを簡単にチェックできるツールを紹介します。

これでアンプ途中の音声信号を横取りしてイヤホンで確認することができます。
(Phonoka+講習会でのtry_labさんのアイデアを拝借しました。御礼。)

【用意するもの】
・3.5mmステレオジャック ×1 (Phonoka+用に限らずなんでもOK)
・被膜付きリード線(赤、黒) 20cmほど
・ワニ口クリップ (赤、黒)
・電解コンデンサ 耐圧16V以上 470uF程度 ×1 (電源電圧10Vより高い耐圧のものを使用します)
 
・DAP (ラインアウト出力でなくイヤホン出力を使います)
・mini-miniケーブル (普段お使いのもの)
・こわれてもいい安物のイヤホン


【チェックツールの作成】
150218_1

150218_2

150218_3

上の写真のようにチェックツールを製作します。黒のリード線はジャックのGNDに、赤のリード線はジャックのL/Rどちらに取り付けても構いません。電解コンデンサは極性に注意してマイナス側のリードを赤のクリップに挟んでください。電解コンを取り付けないとイヤホンを壊す可能性があります。
完成したツールのジャックにイヤホンを取り付けます。


【チェック方法】
150218_6

DAPのイヤホン出力をmini-miniケーブルを介してPnonoka+のINジャックに接続します。電池端子の−極に黒のクリップをはさんでアンプの電源をONしたのち、音楽を流しながら電解コンのリードをINジャックから順番に音声信号の通り道に沿って当てていきます。
安全のため、DAPのボリュームは必ず最小から徐々にあげるようにしてください。爆音で耳を痛める可能性があるのでラインアウト出力は使わないでください。

150218_4


150223_circuit1

基板裏面から見た音声信号の通り道です。(電源ラインや負帰還などのパターンは省略しています。)INから矢印の方向に順にチェックをしてみてください。途中で音声信号が途切れたり、左右の音量に違いが出たらその付近が疑わしいです。テスターで導通測定したり、疑わしい箇所に再ハンダを行うなどの対処をしてください。

・INジャック〜ボリュームまでの信号は出力レベルが大きいため、チェック時は十分してください。
・真空管出力(1pin)〜C8/C9までの信号にはDC電圧が掛かっているので、チェックツールに電解コンを忘れずに取り付けてください。


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