プラスその2…の前に 〜安全面のお話

こんにちは。しろくまです。

プラスその2… その前に
今日は安全に楽しんで頂くための大事なお話を。

並列

Phonoka(+も含め)はエネループなどのニッケル水素充電池(1.2V)を使用しますが、2本の電池は並列に接続します。

並列接続の理由ですが、真空管のヒーターを加熱するのに必要な電圧(約1.2V)は電池電圧をそのまま利用しています。電池1本では駆動時間が短く、ランタイムを伸ばすために2本並列接続しています。


ここで注意して欲しいのは電池を取り付ける方向です。
基板の印刷文字をよく確認して取り付けて頂くことは当然なのですが

もし片側だけ入れ間違った場合、電池同士がショートしてしまい急激に発熱します。その結果、電池から液漏れや煙が発生して大きな事故につながる危険性があります。
(スイッチのON/OFFには関係なく入れ間違えた瞬間に発熱します。)
逆接


とても参考になる記事がありましたのでリンクを張っておきます。是非一読お願いします。
家電製品ミニレビュー 三洋電機「eneloop plus」


1.2Vだから発熱なんて大したことないんじゃ?と思ったら大間違いです。素手では触れないほど熱くなります。私も実験中に何回か経験しました。

Phonoka+はサイズの制約上、市販の電池ケースは使えないためリン青銅板を折り曲げて電池端子にしています。そのためユーザの方に注意して使って頂くほかに回避する方法はありません。どうしても心配な方は前述の「eneloop plus」を使用されることをオススメします。 (※10/13 訂正: eneloop plusは現在生産終了しています。)


あと一点ですが
Phonoka+製作上のいかなる損害に対しても、当方は責任を負いませんのでご了承ください。

…あまりこのようなことは書きたくないのですが、自作キットという性質上『自己責任』というキーワードからは避けられないと思っています。その点を理解して頂きますようお願いします。


今回は電池の入れ間違いについてのお話でしたが、ケースと電池の接触によるショートの危険性もあると思います。次はその対策についてのプラス話を。

ではでは。Zzz…。
関連記事

コメント


管理者のみに表示